どうもオタクです
今日はあんまり書かない創作について書こうかなと思ってます。
自分は自己表現があんまり上手くないので、自分の創作のこととか書くの苦手なんです。キャラの関係性とか、意図とか、世界観とかそういうの。何よりも簡潔に書くのが難しく、Twitterの1ツイートではとてもとても足りない。
でもブログなら恥じらいは少なく、文章は長く書けるので良いかなと思いまして……
で、早速本題に入っていくんですけど、今回話したいのは赤いインナーカラーの入った白衣の人、自分は所長って呼んでるんですけど、それについて話そうと思います。
今日はあんまり書かない創作について書こうかなと思ってます。
自分は自己表現があんまり上手くないので、自分の創作のこととか書くの苦手なんです。キャラの関係性とか、意図とか、世界観とかそういうの。何よりも簡潔に書くのが難しく、Twitterの1ツイートではとてもとても足りない。
でもブログなら恥じらいは少なく、文章は長く書けるので良いかなと思いまして……
で、早速本題に入っていくんですけど、今回話したいのは赤いインナーカラーの入った白衣の人、自分は所長って呼んでるんですけど、それについて話そうと思います。
所長にはかつて名前があったけれど、無くしてしまったみたいです。肩書だけが残り、それは名前の代わりを担っています。所長にあるはずの年齢や性別は曖昧です。意識だけが身体をいくつも経由しています。
所長は物心ついた時から現在まで同じ事をしています。そして物心つく前のことは記録にも存在していないので、もともと地球人なのか、現代人なのか、両親はいたのか、義務教育をうけたのか、何もわかりません。
彼は研究所と呼ばれる場所に住んでいます。不思議なことにその場所は昔からあったようにも新築だったようにも見えますが、いつからあったかがよくわからない場所です。
研究所にはいくつかの装置、並行世界を移動する装置や、人間を取り出す装置、クローンの生成装置などがあり、それらを作ったのが所長なのか、その装置が本当に動いているのかは不明です。
所長はいくつかの並行世界を移動していますが、並行世界の移動の際に肉体は死に、移動先の「所長に最も近い人間」の体を使用するため、意識以外は紛い物の体です。
所長はラボラトリーにあるケースとよばれるガラス張りの部屋の中の黒く蠢いているものから人間を引き摺り出してあげます。いくつかは消えてしまいますが、形を維持できたものは冷凍保存し地下に保存しておきます。対話ができそうなものはラボラトリーで生活をさせます。準備が整うと、記憶と共にいるべき場所へ連れて行きます。
所長はその中の誰かに名前をつけてもらうことを心底望んでいますが、ラボラトリーに残る人間は今のところいません。
所長は時間に関してのいくつかの持論を持っています。それは科学的でなく、妄想でしかないですが、少なくともこのラボラトリーではそれが通用します。
時間は常に不確定のもので、全ての歴史も資源以外の観点からは不確定です。それが現在の“結果“のために収束し、形状が定まり、それを人は過去といいます。
そのため、タイムパラドクスが起きることはありません。タイムパラドクスが起きたという結果が発生しない限り、そのような過去は存在しなくなるからです。
所長はこの暴論で過去も未来も踏み荒らしてきた気がします。
所長は自害してもいなくなりません。この施設があり続ける限り、この施設は所長の役割を与え、それは所長になります。所長はいままで役割を全うしているだけで、生きても死んでもいないような状況のままです。
だから名前を手に入れて人間になる日を、所長として待ち続けています。一縷の可能性にかけて、人間を引き摺り出す作業を今日もしています。
おわり
めちゃくちゃややこしいと思うのでもう少しわかりやすく解説します。
所長はもともとおそらく人でしたが、所長という役割をどこかで振られて『あの姿形に所長という役割を振られている所長』になったので本質の部分が人じゃないんです。
所長という役割から逃げ出すために名前がほしくて、名前をくれる可能性のある人々を毎日引き摺り出すけれど、みんないくべきところに帰ってしまい、名前を与える資格のある人には巡りあえない そんなかんじです。
だから、いくべきところに帰る人たちには、忘れていいよっていうしかないんです。永遠性があります。
たまに外部の人間が遊びに来るんですけど、ラボラトリーの外から来た人間から与えられた名前じゃダメなんです。それではこのルールが書き換えられないから、いくら名前をつけてもらっても無意味です。
ていう設定があります。多分何にも活かされないし、そもそもこんなの見せられたってよくわかんないよね。でも文章にできて満足しました。
今度こそ終わり