どうもオタクです。
最近胸糞悪いことで有名な映画「ミスト」を見ました。
感想を描きます。
此処から先ネタバレ注意です。
■あらすじ
ひどい嵐があった次の日、おかしな霧に懸念を抱きつつデヴィッドは息子とスーパーマーケットに買い物に行く。街は霧につつまれ、霧の中に入った人は何かに襲われてしまう。スーパーマーケットに来ていた客は大混乱を起こし、限界状態の彼らは、不安を煽る宗教家のおばさんにより更に大混乱を起こしていく。
まず評価なのですが、5段階評価で★3です。
■良かったところ
・霧の中の”何か”の恐怖を煽る演出
序盤の見えない何かに恐怖する部分はすごく良かったです
・心理描写
仲間内ではイキっていられても、実際には勇気ある行動などできない者
恐怖により話を聞き入れない者
強く導く者に惑わされる者
極限状態で描かれる人の性根の部分が妙にリアルというか、良くも悪くも人の悪い部分の描写がうまいです。
・グロシーン
あのくらい軽めに人が死ぬ映画は結構好きです。序盤の倉庫で若者がやられてしまうところは、映像的にも、主人公の勇敢さを示す点でも良かったです。
■苦手だったところ
・宗教家おばさんが不快すぎる
後半はもう声聞くだけで不快でした。極限状態で強い言葉に人が惹かれるのはわからなく無いですが、こちらの発言に耳を傾けず一方的な教えを説く人が信仰や共感を集められるとは思えませんでした。
・話をまともに聞く人が少なすぎる
デヴィッドの話を聞け
・オチが最悪
多少の救いがあればいいのに、せめて最後に車の中で死ねていればよかったのに。自分は海外の宗教的な恐怖やクトゥルフ的な恐怖は本質的な部分での理解ができないので、あのオチが神に逆らうなということだったのか、別にそういうわけではなくただ救いをなくしたかったのか、意図はわかりませんでしたが気分の良いものではなかったですね。
というわけで映画「ミスト」の感想文でした。面白かったし見やすかったけれど自分は好きじゃなかったですね。