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UTAUでも作るか……

元気なオタクですこんにちは。

突然ですが、自分には過去に挫折したものが二つあります。一つ目は3DCG、 もう一つはUTAUのライブラリ作成。
3DCGは凄まじくセンスがないみたいで、今も放置していますが、UTAUの音源作るのは今なら出来るかもしれません。
大体は説明を読む力がオワっているせいで諦めているだけなので今ならどうにか……?

UTAUは大きいジャンルではありますが、これ一つあれば全部どうにかなる!みたいな情報を得るのは中々難しく、その都度別のサイトにお邪魔しなくてはならないのでかなり大変です。しかしどうにか形にすることができたので、軽く備忘録を書きます。あっ、解説とかではないです。いくらでもありますからね解説記事は……



まず音声ライブラリ作成手順はだいたいこんなかんじです
0UTAUの基礎知識を頭に入れておく
1連続音と単独音どちらで作るか選ぶ
2OREMOというソフトで録音する
3Setparamというソフトで原音設定をする
4うたわせる

今となっては大体わかりますが、これだけで分かった気になっていたら色々つっかえたのでそこの話をします。

連続音と単独音
まずこれ、解説サイトに連続音で録るって書いてあったけど、あとから単独音の存在を知りました。
これらの違いを具体的に説明すると
「うさぎおいしかのやま」を
う、さ、ぎ、お、い、し、か、の、や、ま
の音を繋ぎ合わせて歌わせるのが単独音、
う、さ(直前の母音がう)、ぎ(直前母音があ)、お(直前の母音がい)……以下略
と。50音+直前の母音数種類分を録音して歌わせるのが連続音です。
連続音は滑らかに歌う代わりに録音に時間がかかり、しんどいです。1時間半くらいかけて録音しました。
この連続音を録音するための言葉のリストがあるのですが、5文字ずつ区切る初期のリストで録音して、250くらいのファイルをつくりました。これが連続音と単独音の違いです。単独音の方が楽です。この音声はOREMOというソフトで録音します。

音声のリスト
特徴が色々あるみたいですが、まずモーラについて
5モーラのリスト と書いてあったら、一つのwavファイルに、5文字分の音を記録していくということになります。録音に必要な音数は変わらないはずなので8モーラのリストと3モーラのリストでは8モーラの方が早く終わります。
また、ガイドBGMも変えることができるみたいです。デフォ環境は100BPMとゆっくりテンポなので中々時間はかかります。このリストはOREMOでの録音の際に使います。

原音設定
これは単独音で必要な作業なのかよくわかりませんが、連続音では設定が必要です。この作業を終えるとUTAUの方で歌わせることができます。この作業内容を簡単に説明すると、5モーラで録音した音源を1モーラずつ分割し、その子音と母音、音を引き伸ばす範囲等を設定する作業です。。原音設定がよくわからなければ、自動設定で済ませて実際にUTAUで歌わせてみるといいと思います。「し」を歌わせたら「せ」と歌ってしまったり、子音が消えている音があったり、自動設定でズレた部分を修正していく感じです。

原音設定の後
ここをかいているところが見つけられなかったため、ちょっと困ってました。原音設定後の流れを書きます。
まず、UTAUのなかのvocalを探して、原音設定のファイルであるoto.iniと録音したwavファイルの入ったフォルダをそこに移動します。そしたらUTAUを開いてプロジェクトの設定から作ったフォルダを指定します。そしたら適当に歌を打ち込みましょう。(ustファイルを読み込むのであれば、読み込んだ後でプロジェクトの設定から音声ライブラリを選び直しましょう。)ここで注意があるのですが、単独音であれば「あいうえお」で歌ってくれます。しかし連続音だと「-あaいiう uえ eお」と入力しないと歌いません。そのため連続音のライブラリを使う際には、歌詞を連続音用に変換するためのプラグインを入れたほうがいいです。その辺はust 連続音 変換 とかでググれば出てくると思います。

以上!作ったutauのアイコンや情報はutau character.txt
とかで調べたら出てきますが、面倒なので設定してなくてよくわかりません。あと周波数なんちゃら…?のファイル?も作るといいみたいです。そのへんなにもかもわからないんですけどね。

で、作ったものはこちら

おわり